白びわは全国で土肥地区にしかなく、現在では一部の農家でしか生産されていない稀少品です。収穫時期は5月下旬～6月上旬頃の約1～２週間と短い上、実がたいへん傷つきやすく変色しやすいため市場に出ることがほとんどなく、なかなか味わうことのできない幻の果実です。毎年、シーズンになるとびわ狩りも人気です。土肥の白ビワは普通のびわと比べると果肉が白っぽく、甘み、酸味のバランスが絶妙！その風味は他に類を見ません。白びわワインや白びわジャムといった加工品も大変人気となっております。

小土肥から小下田にかけての沿岸は天然のよい磯に恵まれており、磯海苔採りは冬の土肥の風物詩となっております。2時間程度の引き潮の間に、岩からかき採って集めた海苔は、水洗いして型に入れ天日乾燥させ板海苔に仕上げます。一般の海苔より厚手で冷たい季節風と澄んだ水に恵まれ、風味は抜群です。1月～2月の極寒期に採れる海苔は寒海苔として、珍重されています。

土肥の柑橘類は、温暖な気候に恵まれ色つや、味もよくまさに太陽が育んだ黄金の粒と言えるでしょう。近年は種類も多く、９月下旬の早生みかんを皮切りに青島みかん、ポンカン、黄金カン、キヨミ、ハルミ、不知火、はっさく、甘夏などなど、７月上旬まで楽しめます。

透き通るような白身をエビ茶色の堅い甲羅で包んだイセエビは古くから、鯛と共におめでたい、最高の料理とされ料理の双璧の名をほしいままにしてきました。シーフードの王様といわれるイセエビは土肥温泉自慢の味の一つとして、お刺身にしてもよし、塩焼き、鬼がら焼き、バター焼きなどバラエティー豊かに、ご賞味いただけます。漁期は9月16日より、翌年5月15日まで。

沿岸で採れるひじきは柔らかくて、歯触りがよく大変美味しいと、評判です。鉄分が豊富な美容食。油揚げとの煮つけや胡麻和えなどにしても、おいしいです。

西伊豆のお土産物といえば、干物があげられます。特にアジ、カマス、エボダイ、ムロアジ、イワシの干物は格別においしい。一つ一つ丁寧に天日干しされた干物は日本の朝食には欠かせない一品です。

土肥で栽培された、椎茸は極厚で、香りがよく高級品としてしられております。そのまま焼いてお醤油を垂らしていただく。美味しいことまちがいなしです。収穫時期は10月～3月頃まで。干しシイタケもお土産にどうぞ。

原料は伊豆産の卵の黄身を贅沢に使い、合わせる牛乳も伊豆産生乳をタップリ使ったプリン。添加物を加えない手作りで、濃厚でまろやかな仕上がりとなっています。恋人岬とのコラボからこのネーミングが生まれました。

八木沢草のブランドで知られる良質の天草を使って作られる伊豆のところてん。腰の強さと甘みが一味違います。食物繊維が豊富で、ダイエット食としても話題となっております。

磯の味覚の代表とされるサザエ。海岸の岩礁地帯に棲み主に海藻を食物としています。料理方法は、お刺身や、つぼ焼きがおいしい。焼いているときの香りは最高。

海鮮の高級食材の代名詞、あわび。海岸の岩礁地帯に棲み、主に海藻を食物としています。アワビは一枚貝のようにみえますが、れっきとした、巻貝なのです。味は言うまでもなく、美味。ステーキや、お刺身、その歯ごたえはまさにシーフード界の女王です。