土肥神社例大祭 令和5年10月14日(土)15日(日)

 土肥神社は (とよ)御玉(みたまの)(みこと)(五穀豊穣の神)を祀ったもので、祭事として祈年祭(古来広瀬の大忌祭、龍田の風神祭に倣いて春は4月3日、夏は土用三郎当日に、前者は虫祭、後者は風祭として大祭を執行する)がありましたが、土肥の豪族富永氏により、相州鶴岡八幡、誉田(ほんた)別命(わけのみこと)(応神天皇)の分霊を平安時代末期、建久6年5月(1195年)、今から799年前に勧請し奉祀させたと伝わります。それ以来、元来の祭事が影をひそめ10月14日~15日の秋祭が主になり、執り行なわれるようになりました。

例大祭は、氏子地域を8区に別け毎年交代で祭礼当番にあたります。当番区は鎌倉八幡宮行事に準じた流鏑馬(やぶさめ)神事の他、浦安の舞い・神代節(さつま)が奉納される他、伊豆水軍の大将富永山城之守が出陣の際に打ったと伝わる勇壮華麗な太鼓が境内に響き渡ります。

土肥神社例大祭  令和5年10月14日(土)15日(日)

当番区  馬場区(ばんばく) 

14日(土) 9:30~ 屋台出発(区民による曳きだし) 馬場安楽寺前より

      10:30~ 輪踊り土肥音頭 他2曲 土肥神社鳥居前

      11:50~ 屋台搬入 土肥神社

      13:30~ 神事  戦没者慰霊祭

                 お百度参り

                 前夜祭 (宮司祝詞奏上、浦安の舞)

      ※青年による太鼓の鳴り物は、随時

15日(日) 8:45~ 本祭 宮司による祝詞奏上

      10:30~ 流鏑馬式 馬一騎

             土肥神社前の市道を往復

      11:45~ 奉納太鼓 土肥神社境内にて各地区による太鼓の競演